おやじ猫のメタボな生活: 10月 2007

2007年10月31日水曜日

おやじ猫のねぼけ

年のせいか、最近おやじ猫が夜中に起こすようになった。

日によっては頻繁に起こされる。
ひどいときは夜中に3回も騒ぐこともあるので
こちらはたまらない。

部屋を行き来できるように
ドアを少し開けておいても
わざわドアをバリバリと引っ掻いたり
両手でバーンと叩いたりする。

寝ている私に直接アピールしてもほとんど起きないので
おやじ猫なりに試行錯誤した結果だろうけど。

以前は、寝ている私の耳元で
にゃーにゃー呼んだり
手で顔をつついたりしていた。

それでも無視して眠っていると
手や顔をかじったりもした。

それでも起きないことが多いので
考えてみると
おやじ猫もそれなりに大変だったんだな。

それが普段からドアで爪とぎする悪い癖があって
バリバリやるとすっ飛んで行って止めるので
これはイイ！
と覚えてしまったようだ。

やめさせたいことが
返って助長させてしまう結果になっているなあ。

それにしても夜中に騒ぐのはいただけない。
大した用もないのだから。

というか、要するに「ごはん」の催促だ。
夜中に何度も食べる必要ないだろうに。

食べたことを忘れてしまうのだろうか。
だとしたら、もう立派な認知症だな。

2007年10月28日日曜日

おやじ猫の周辺について

このブログは、基本的に飼い猫との暮らしについて

こまごまとしたことを書いている。

猫との関係、たとえば、猫特有のおもしろさ、猫独自の憎たらしさ、猫周辺の話題などについて。

また、猫との付き合い方、たとえば、猫のケア、猫のごはん、猫の病気、猫の性癖など。

猫の笑える話なんていうのもいいね。

まあ、とりあえずそんなことを考えています。

猫とバイクとおやじ

ナショナルジオグラフィックだったか

何の雑誌か忘れてしまったが

以前、猫がバイクに乗っている写真を見つけた。

これがそのときの写真だ。

あまりのカッコよさに痺れてしまった。

この猫とおじさんは実在のコンビで

いつもこのスタイルでバイクに乗っていたらしい。

確か、その記事では

すでにこの猫は亡くなっており

いまではこの勇姿は見られない、という内容だった気がする。

こう見えてアタクシ、

学生時代にちょっとバイクに乗っていたゆえ、

愛猫とツーリングに行くなんて夢のような体験に

ちょっと憧れた。

少しずつバイクに慣らせば

こんなことも可能ではなかろうか。。。。

などと考えたこともあったが

なにせうちのおやじ猫はビビリ猫一級なので

自動車に乗せただけでも

座席シートの下に潜り込み

ヒジョーに危険。

到底、バイクなんて無理無理。

それにしても

なんとカッコイイ猫であることよ。

2007年10月25日木曜日

おやじ猫のノミ対策

皆さまのお宅では、ノミ対策に何をされているのでしょう。

我が家は、ビビリおやじ猫で外に出ないため

ノミに困る、ということはこれまでなかった。

最初は2ヶ月に1回くらい入浴させていたのだが

あまりに大きく成長しすぎて

一人では洗えないようになってしまった。

たまたま聞いたラジオで獣医さんが

「犬は汚好きだから泥んこ遊びとかやるので洗ってください。

でも猫はキレイ好きで自分で全身をなめちゃうので

洗う必要はありません。」

やった、これで猫を洗う必要なし！

ラッキー！

とばかりに洗わなくなって数年。

どうもここのところ

カラダが痒いらしく、やたらとあちこちカジッている。

お腹にもかじり傷が出来てたり。

なんだかこっちまで痒くなってくる～。

ということで、初めてノミダニ用の薬を使うことにした。

スプレータイプで全身に噴霧するタイプ。

病院に行かなくてもネットで手に入るから便利だな～。

とはいえ、要するに殺虫剤だろうから

カラダに良いとはいえない。

おっかなびっくり噴霧する。

なんとなく嫌な臭いに、気分が悪くなりそう。

これで痒みが治まるといいんだが。

たるんだお腹が傷だらけじゃ笑えないよー。

2007年10月24日水曜日

猫雑貨

世の中には、猫グッズと呼ばれるものがある。

猫用のペットケア用品

人間用の猫雑貨

おもに2種類ある。

不思議なことに犬を飼っている人は、

犬の装飾に力を入れているケースが多い。

たとえば、犬の服やヘアピン、リードや首輪など。

やっぱり外に連れて行くためか

オシャレに余念がない。

ところが猫を飼っている人は

猫のオシャレにはわりと無頓着だ。

中には長毛の猫のカットやシャンプーのために

ペットサロンに通う飼い主もいるが

基本的に猫は外出が嫌いなので

どうしても家の中にいることになる。

その代わりと言っちゃなんだが

人間用の猫雑貨を買い込む人が多い。

猫のいる家に行くと

猫のイラストの入ったカップやお皿、

猫のイラスト絵画、

猫の文具、猫のキーホルダー、

果ては

猫のベッドカバー、などなど。

私の目の前には

猫のモニタークリーナーがあったりする。

コンピュータのモニター画面を拭くもの。

あなたのお宅には

猫雑貨、ある？

2007年10月23日火曜日

おやじ猫の頑固さ

おやじは臆病者のくせにかなり頑固だ。

その辺は人間のおやじと共通かもしれない。

年を取るごとに頑固さが増している。それも人間と共通だろう。

以前、カリカリのキャットフードを2種類混ぜていたがある日突然、
1種類を舌で避けて残すようになってしまった。

それまで全然好き嫌いなくなんでも食べていたのに、だ。
それからは頑としてその1種類のドライフードを食べようとしない。

栄養バランスを考えて2種類混ぜているのに。
まるで、野菜を残すおやじのようだ。

頭をなでろ、と無理強いするようになったも、ここ数年だ。
とにかくしつこい。まるでセクハラ。

ごはんを食べたばかりなのに
すぐにごはんを要求するので無視していると
部屋のドアを両手で「バーン！」と叩き大声で泣き喚く。

まるでサラ金の取立てに来たヤクザのようだ。
これじゃまるで恫喝だろうよ。

書きながら、呆れてしまった。

おやじとしか言いようがないよなぁ・・・。

2007年10月22日月曜日

極度の臆病猫

おやじ猫は、家猫である。

ずーっと家の中だけで育てた。
マンション住まいだったので、
ドアを開け放しておくわけにもいかず
500gの子猫の時代から家の中が猫の全世界だった。

ある日、帰宅するとおやじ猫の姿が見えない。
いつもドアまで出迎えるのに。
ベッドで寝ているのか？

あちこち名前を呼びながら
血眼になって探し回るが
どこにもいない。

ふと、遠くから泣き声が聞こえる。
押入れか？お風呂場か？
あちこちをのぞくが見つからない。

声の方角に耳を傾けると
なぜだかドアの外から聞こえる。

驚いてドアを開けて
外廊下に出てみると
となりの部屋のエアコンの室外機の後ろに隠れたまま
大きな声で泣いていた。

私の外出時間が1時間半。
その間、ずーっとここで隠れていたのか。

そとを知らずに大きくなった猫は
どこにも行かれず
隣との区別もつかないまま
じーっとうずくまっていた。

特にうちのおやじは子供の頃に捨てられたせいか
極度に臆病ものだ。

ちょっと「ガタッ」という音がしてもビクつく。
人が来るとどこかに隠れて2時間は出てこない。

いい年なんだから、ここまで臆病なのってどうよ？
と思うが、まったく直らない。

ふだんの不貞腐れた姿からは
到底想像もつかないビビリ具合だ。

まったく。
こんなおやじに誰がした。

2007年10月20日土曜日

おやじ猫のブログ

ええと、このブログにも
まま、ご訪問いただいているようで恐縮です。

どんな方が読んでくださっているのか
コメントでもいただけたらうれしいのですが
このブログにコメントを入れる欄が見つからないんですよね。

一方的に発信しているのって、なんだかちょっと気持ち悪っ（笑）

いま一生懸命コメント欄の設定方法を調べてますので
めでたくコメント欄が設定できたあかつきには、
ぜひ、コメントをお寄せくださいますようお願いいたします。

今日のおやじ猫ですが
とうとうベッドの上に進出してきました。

もうそんな時期なんですねー。

せっかく猫用マットを購入して気に入っていたんで
めでたしめでたしと思っていたんですが。

腹が立ったので、ふとんの上に猫マットを敷いていやりました。

おやじは気に入らないことがあると
暴君化して暴れるので
手が付けられません。

今日のところは、こんなところです。

2007年10月18日木曜日

おやじ猫の猫草

猫を飼ったことがない人は

ご存じないかもしれないが

「猫草」というものが存在する。

猫が食べるのだ。

基本的に猫は肉食だけど

うちのおやじのように菜食もする猫もけっこういると思う。

フツーの猫のいる家庭では

猫草というものを用意してあるはずだが

うちには猫草はない。

菜食なんで特別用意していないのだ。

大根の葉やレタスなんて、買い物袋から出しておくと

いつのまにか歯型がいっぱいついている。

我が家の家庭菜園、

レタスのプランターを守るため

ドア部分にスダレを立てております。

おやじ、狙っているのか

こんなところで昼寝中。

2007年10月16日火曜日

おやじ猫のオモチャ②

猫のオモチャは

ネズミとか鳥の羽あたりが定番。

これは遺伝子に組み込まれた情報らしく

おやじ猫も子猫のときから

激しく反応した。

どちらも使用が激しいため

すぐに壊れてしまうのが悲しい。

そのためホームセンターあたりで

安く売っているときにまとめ買いしておくのがいい。

それでもどんどん破壊されるので

とうとう手作りオモチャで応戦するようになった。

羽やネズミを食いちぎられて

棒だけになった残骸に

綿のヒモをつけて猫を走らせる。

綿のヒモはかなり丈夫なのでオススメ。

やはりネズミや羽などの

魅力的なアイテムがついていないため

わりと早く飽きられる。

対策としてはカラフルなリボンなどを

綿のヒモの先に付けると

また別のオモチャだと思うのか

グッと反応がよくなる。

このように

ごみ箱行きになる寸前で

よみがえらせたオモチャは数知れず。

ちょっとしたアイデアで

長持ちさせられますよ。

2007年10月15日月曜日

おやじ猫のオモチャ

おやじのオモチャ

というのは

なんだかあやしげな響き（笑）

だけど

おやじ猫のオモチャは

ネズミである。

プラスチックの棒の先にヒモがついていて

そこにネズミがぶら下がっている。

これを振り回して

猫を遊ばせる原始的なオモチャだ。

おやじ猫であっても

オモチャは子猫の頃から変わらない。

オモチャは変わらないけど

遊び方はずいぶん変わったような気がする。

ネズミを振り回して

おやじ猫が走りまわるのは

ホンの数回。

疲れると

ドテッとひっくり返って

ネズミが来るのを待って

手足をバタバタさせるだけ。

なんとも横着な遊び方だ。

子猫の頃は、

延々と1時間くらい

ネズミを振り回させられた。

その運動量の違いが

メタボな結果を生んだわけね。

人間と同じ、かもね。

2007年10月14日日曜日

おやじ猫の持病

おやじ猫はメタボな身体のわりに

かなり健康である。

たぶん。

というのは、ここ数年

健康診断してないからだ。

猫界に定期健診はないからねー。

気の利いた獣医さんだと

年に一回くらい

「定期健診の時期になりました」

なんていうハガキを寄こすところもある。

仕事熱心な先生だね。

そんな獣医にかかっていなければ

すっかり検診なんて忘れちゃうね。

それも、獣医さんにお世話にならずにいるからで

体調が悪ければ

仕方なく獣医通いになってしまう。

ということは、ここ数年

おやじは病院知らずの健康体ってことだ。

数年前は、よく病院に駆け込んだ。

けっこうヤバイ病気持ちなのだ。

それは
「尿道結石」

けっこう猫にはポピュラーな病気だ。

膀胱でできた石が尿道につまって

オシッコが止まってしまう。

動物は排泄できないと死んでしまうのだ。

というので、オシッコが詰まるたびに

病院に行ってたわけですが

ここ数年、ありがたいことに

オシッコは順調です。

2007年10月13日土曜日

ベジタリアン②

おやじ猫は、けっこうベジタリアン。

たとえば、これ。

なんだかわかります？

わかんないでしょ。

これはね、ブロッコリーの茎。

ブロッコリーの人間が食べる部分もよく食べるんだけど

じつは猫の尿道結石になる原因になりやすいから

獣医さんに茎だけにしましょう、と言われちゃったのさ。

そういうわけで、今日のところは茎だけ。

ブロッコリーをゆでていると

おやじ猫は、クンクンと匂いを察知する。

チェック、うるさいわけよ。

茹でたてのアツアツは

さすがに食べれないけど

ちょっと冷ましてからだと

すごい勢いで食べちゃうんだよねー、これが。

ブロッコリーの茎って、キレイな色だね！

おいしそう！

2007年10月12日金曜日

おやじ猫の道

「おやじにはおやじの道がある。」

すいません、意味ないです。
思いつきで書いてしまいました。

おやじ猫は最近、とみに甘えん坊になってきた。

人の手に頭をなすりつけて、

なでろ～と強要する。

以前はぜったいにしなかったのに

年を取ると、いろいろな技を身につけるらしい。

なんつーのか、ずうずうしい。

若い頃は硬派だったのに。

そういうところは、人間のおやじソックリかも。

人のひざに飛び乗って

頭をなでるまでしつこく自分の頭をなすりつける。

降ろそうとすると、人のももに爪を立てて踏ん張る。

そこまでして踏ん張らんでいいのに！

以前はもっと諦めがよかったような気がするんだけどなあー。

諦めが悪くなったのもおやじっぽいよなぁ～。

2007年10月11日木曜日

おやじ猫の生い立ち③

チビ猫はいつのまにか、どんどん大きくなり始めた。

カラダだけはすごい成長ぶり。

半年くらいすると、ほぼ現状に近づいた。

こうなると、来る人来る人みんな

猫の大きさに驚くようになった。

しかい、この図体のデカイ猫は

非常に臆病で、

ちょっと物音がするとビビッて身動き取れず

さらに何か音がしようものなら

一目散に逃げていく。

とくにごみ袋を広げる音が嫌いで

袋を出すとすぐにどこかに消えてしまう。

掃除機とか嫌いな猫は多いけど

ごみ袋って。。。。

これはおやじ猫になっても同じ。

情けないぞ、おやじ猫。

2007年10月10日水曜日

おやじ猫の生い立ち②

チビ猫は最初、ネズミのようだった。

小さくて尻尾がチョロっと生えていて。

足元をうろつくので、つい踏んでしまったりした。

本当に2日ほどは首にヒモをつないで

テーブルの足に結んでいた。

知らない家にやって来て

怖がって隅っこにはまり込んだらアウトだから。

最初はボーっとしていたので問題なかったようだ。

チビ猫は、踏みつけられても

日に日によく食べて元気になった。

病院に身体検査に行って

虫下しの薬をもらった。

やっぱり外にいたから

何を食べてるか分からないってことで。

ウンチとともに、虫もちゃんと出てきたときは

思わず冷や汗　（ギャーッ）

走り回っては食べ

食べては走り回り

遊びながらウトウト。

まるで電池切れのオモチャ状態だったね。

2007年10月9日火曜日

おやじ猫の生い立ち①

ひょんなことから拾われたおやじ猫。

小さな手のひらの上に乗る「手のひらサイズ」

両手で包んで持ち帰り、いそいでお風呂へ。

洗面器に張ったお湯につけると

わーっとノミが浮いてきたっ！！

キレイに洗ってタオルで拭いて

カゴにタオルを敷いてチビ猫を乗せると

安心したのか

すぐにウトウト始めた。

その隙に、急いでチビ猫用缶詰と猫用ミルクを買いにいく。

戻ってきたらまだ寝ていたのでホッとした。

すぐに缶詰とミルクを上げると

すごい勢いで食べる！食べる！

このとき、すでに「メタボへの道」は確定したのかもしれない。

この日のチビ猫の重さは、500ｇ。

あの日からすでに10年。

思えばでっかくなりました。。。

そしておやじになりました。

2007年10月8日月曜日

おやじ猫の出生の秘密

おやじ猫は捨て猫だった。

東京郊外に住んでいたときに近所の公園で拾ったのだ。

正確には、拾わされたというか。。。。

そのとき公園には「みゃおー！みゃおー！」と大声で泣き喚く
子猫の声が響いていた。

子猫だな～と思いながら見渡すと
茂みの近くにうずくまる一人の男性。

どうやら、ここに子猫がいるのか。。。

うかつにも近づいてしまった。

茂みを覗き込む男性は、
「すみません、お腹がすいてるみたいなんで何か探してきます。」
と、足早に去って行ったと思うと
小さな猫缶と200mmの牛乳パックを持って戻ってきた。

猫缶と牛乳を開けて
子猫を呼び寄せるが近寄ってこない。

なんとか捕まえて猫に食べさせていると

「それじゃ、ボクはこれで・・・・」
と立ち去ってしまったのだ。

子猫を手に呆然とするしかなかった。

そのときの、ノミだらけの汚い子猫が
このおやじ猫「マコト」なのだ。

えらい出会いをしてしまった。。。。